歯内治療
歯科臨床のインシデントレポート ピットフォール
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2006年05月05日(Fri)▲ページの先頭へ
FCの使用について
FCは既に感染して化膿性炎症を起こしている根管内には使用しない
抜髄した後の根管内の残存する有機物を変性して固定させ 防腐を目的として使用するものである その作用は主としてホルマリンである もし感染根管処置に使用すると根尖から漏洩したFCが周囲組織の変性を起こして組織が固定され 排膿路が閉鎖するために排膿が困難となり かえって炎症が拡大して増悪させる結果となる 近年アルデヒドの発癌性が問題となっているため 使用を控える方向にある
2006年04月09日(Sun)▲ページの先頭へ
感染根管処置
感染根管処置は経過不良となることが多い
無菌的に処置を行ったとしても そのことを知らなければならない 治療の成功率は初回で60%程度 再発で5〜30%程度と見る調査がある その理由は細菌が侵入をして 化膿性炎症を起こしている根管内には既に壊死腐敗した組織や根管壁が存在したり 根管充填材料が溶解していたり変性していたり 根管そのものに肉眼やデンタルレントゲン写真では確認し得ない亀裂や穿孔を来してしまっている可能性が高いからである 感染根管の再治療に際しては上記の現情を十分患者に説明し 理解を求めた上で治療に着手するべきである 処置に際しては抗生剤を投与して局所の消炎と除菌をまず優先し 無菌化に成功してから経過を観察して病巣の自然治癒に導くとよい もちろん歯根尖まで緊密充填するなどの基本を行うことは言うまでもない |
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