小帯の位置異常について



2008年06月04日(Wed)
小帯の位置異常について
 小帯の位置異常は欠損補綴を行う場合からみても しばしば臨床上の障害となることがある
 下顎臼歯部欠損を床義歯あるいはブリッジにて補綴する際に大臼歯頬側歯肉に頬小帯が高い位置にあると床義歯の辺縁が接触しやすくなり 疼痛や褥瘡性潰瘍を生じる
またブリッジにおいても頬小帯が高い位置にあると食物の流れを妨げることになり 不潔域を広げ 歯周炎や二次カリエスを引き起こしやすくなる
 上唇小帯の短小による付着位置の高位は新生児期における母乳吸綴運動の妨げとなったり 混合歯列期において歯間離開などの歯列不正を引き起こすことは知られているが 上顎前歯のクラウンやブリッジに歯冠補綴の際にも歯間乳頭の退縮によって審美性を喪失する原因となる
 いずれも補綴作製に先だって 局所麻酔下に切り離して 延長あるいは移動させておくことが望ましい


   


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カレンダ
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